EMERALD



「・・・・・・う、ん・・・」


いつ眠ったのかなんて、記憶にない

点けられたままの明かりと、シワだらけの服

ふかふかとしたベッドの上、世羅は目を覚ました

時間を確かめようにも、世羅は時計を持っていない


「あ・・・・・・ッ」


起き上がり、時計を探そうとした世羅は、自身が起きられないことに気づく


「・・・・・・・・・・・・・・・」


世羅を抱き締めたまま眠る、レオナード


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