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message1☆指輪
桜が満開でキレイな晴天
「みぃー!!(ミルク)用意できたぁぁ?」
パリパリの新品の匂いのするブレザーを着て、スカートを短めにし、紺のハイソにがっつりメイク、髪の毛もキレイに巻いたばっちりのくるみがミルクの部屋に入ってきた
「もうすぐでできるでぇ」
同じくパリパリのブレザーは着ているが、規定通りのスカートに靴下、髪の毛を三つ編みに結っている最中のミルクが答える
「えぇ!!?何そのかっこ!!ダサすぎるやろ!!!」
生徒手帳通りのミルクを見て爆笑するくるみ
「えぇねん!!うちはくぅ(くるみ)みたいに派手なん苦手やねん。ほっといて」
バカにされながらも用意をたんたんとするミルク
校則の緩い公立がいいと言うくるみの要望で、今日からくるみとミルクは地元の公立高校に入学する
見た目は正反対の2人だが、顔立ち、スタイルはほぼ一緒なため、派手でうるさいほうがくるみ。地味で大人しいほうがミルクと皆判断していた