Black★Joker【完結】
「どうも」
龍馬のお友達である俊平くんはそれからすぐ現れた。
涼子が初対面なのはもちろん、あたしも初対面だ。
「「初めまして」」
涼子とあたしは同時に軽く頭を下げる。
すると、涼子がコソッと小声で囁いた。
「龍馬くんのお友達もイケメンじゃない!」
「そうだねぇ。カッコいい。涼子のタイプじゃない?」
「うん!かなりタイプ!!やっぱりカッコイイ男の周りには同じような男が集まるのね!帰んなくて正解だわ」
俊平くんのことを一目見て気に入った涼子は興奮しているみたい。
キャッキャとはしゃぐ涼子を見ていると自分まで楽しくなった。