《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
全員が、息をつめて――
ただ、新条さんの言葉を
待ってた。
あたし達が見守るなか、
新条さんはフーッと、
長くて大きい息をはいて。
ゆっくりと、俯いてた顔を
あげると――――。
「――――最高得点で、
本選進出決定だそうだ」
「――――――!!」
張り詰めてた空気が……
一気に弾けて、それは次の
瞬間、喜びの渦に取って代わる。
「やったね、爽介!
最高得点だって!!」
「すごいわ、爽介!」
「ふむ。
お前にしては快挙だな」
マッキー、雫、貢が、
口々に爽介を褒めたたえた。
爽介はそれに、ちょっと
だけ照れ臭そうに『サンキュ』
と返しながら、
「なんだ。
あんま前置き長いから、
一瞬だけヒヤッとしちまったぜ」
「あぁ。
いきなり評価基準の説明
から始まったもんだから、
オレもダメだったのかと
思ったよ」
すっかり安堵した様子の
新条さんが、明るく笑い
ながら説明してくれる。
ただ、新条さんの言葉を
待ってた。
あたし達が見守るなか、
新条さんはフーッと、
長くて大きい息をはいて。
ゆっくりと、俯いてた顔を
あげると――――。
「――――最高得点で、
本選進出決定だそうだ」
「――――――!!」
張り詰めてた空気が……
一気に弾けて、それは次の
瞬間、喜びの渦に取って代わる。
「やったね、爽介!
最高得点だって!!」
「すごいわ、爽介!」
「ふむ。
お前にしては快挙だな」
マッキー、雫、貢が、
口々に爽介を褒めたたえた。
爽介はそれに、ちょっと
だけ照れ臭そうに『サンキュ』
と返しながら、
「なんだ。
あんま前置き長いから、
一瞬だけヒヤッとしちまったぜ」
「あぁ。
いきなり評価基準の説明
から始まったもんだから、
オレもダメだったのかと
思ったよ」
すっかり安堵した様子の
新条さんが、明るく笑い
ながら説明してくれる。