噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
「まったく……。私が若いときは、アイドルの恋愛は御法度だったぞ? それを堂々と……」


社長は、今度は私をジロッとみた。


うわ。コワいっ!


「社長のときとは……時代が違います。

恋人がいるからこそ、恋愛の歌が書けるんです。

付き合ったコトないのに恋愛なんて語ってたら……それこそウソっぽくないですか?」


その言葉に、社長も一瞬ひるむ。


「いや……。そうだが。

イヤイヤ。違う! 私はな、この世界に入るために、好きなひとを諦めたんだ。

だから私もアイドルとして成功し、今があるんだ」


アイドルとして……


成功~っ?




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