イジワル王子に恋して
むふふ。
大好きなクリーミーモナカ。
たっぷり練乳入り☆
アイスをカゴに入れ、自転車にまたがる。
「君…その自転車…」
「え?」
振り返ると警察が立っていた。
「その自転車…君の?」
「友達のですけど…。」
突然の警察に緊張する彩子。
「もしかして、綺麗な顔の男の子?」
「あ…はい。」
(なんで知ってるんだろう…)
警察官の顔が緩む。
「二週間前くらいかな?その自転車、盗まれちゃってな。ずっと探してて、やっと見つかったんだよ。」
「え?」
そんな話
聞いてなかった。
「ずっと夜遅くまで探してたなぁ…毎日、毎日。」
よく
思い返せば、海から帰った後…
自転車…ずっと見当たらなかった。
圭くんの帰りが毎日遅かったのって…
「なんか…大事な思い出があるからってさ…。律儀な子だよね。彼。」
大好きなクリーミーモナカ。
たっぷり練乳入り☆
アイスをカゴに入れ、自転車にまたがる。
「君…その自転車…」
「え?」
振り返ると警察が立っていた。
「その自転車…君の?」
「友達のですけど…。」
突然の警察に緊張する彩子。
「もしかして、綺麗な顔の男の子?」
「あ…はい。」
(なんで知ってるんだろう…)
警察官の顔が緩む。
「二週間前くらいかな?その自転車、盗まれちゃってな。ずっと探してて、やっと見つかったんだよ。」
「え?」
そんな話
聞いてなかった。
「ずっと夜遅くまで探してたなぁ…毎日、毎日。」
よく
思い返せば、海から帰った後…
自転車…ずっと見当たらなかった。
圭くんの帰りが毎日遅かったのって…
「なんか…大事な思い出があるからってさ…。律儀な子だよね。彼。」