イジワル王子に恋して
「あっ!!!」

「結城先輩よっ!!!」

「なんでっ!?」

「キャー格好いいっ!」



女性達が叫び声をあげている。

その方向に目を向けると
先輩が制服姿で廊下を歩いてくる姿があった。


「先輩っ!」


なんで?
学校には来ないって言ってたのに…


「おい、チビ。」

「ふぎゃっ」


先輩はツカツカと彩子に近付くと
彩子の鼻をつまむ。


「きゃっ!!なに!あいつ!」

「あれ!佐伯先輩の!」

「なんでっ!?」


廊下が騒然となる。


「先輩!なんで学校に?」

「お前のせいだから。」



そう言って
そっと三回目のキスをした。
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