ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*
☆裕也side☆
あの後、一緒に歩く津田と1年を、何度か見かけた。
仲良さそうに歩く姿は、純粋に羨ましかった。
そして、“かわいい”なんて言うんじゃなかったと、いまさら後悔する。
考えずに出た言葉…本音。
それは今となっては、津田にとって迷惑なだけかもしれない。
自分がやってることは、優柔不断だって分かってる。
だけど、麗奈の時は言葉を選べるのに、津田の時はそんな余裕がない。
津田が教室を出た後、しばらくして俺も教室を出た。
もし、津田が居たら…
津田が居たら…
なんて、有りもしない期待して。
居たってどうせ、何も出来ない…何も言えないくせに。
最近、自分がおかしい。
麗奈とずっと一緒に居る…そう決めた気持ちは、変わらないのに、
自分の中の何かが、変化していってる気がして…。
いや、変化してたんだ…
確実に。
あの後、一緒に歩く津田と1年を、何度か見かけた。
仲良さそうに歩く姿は、純粋に羨ましかった。
そして、“かわいい”なんて言うんじゃなかったと、いまさら後悔する。
考えずに出た言葉…本音。
それは今となっては、津田にとって迷惑なだけかもしれない。
自分がやってることは、優柔不断だって分かってる。
だけど、麗奈の時は言葉を選べるのに、津田の時はそんな余裕がない。
津田が教室を出た後、しばらくして俺も教室を出た。
もし、津田が居たら…
津田が居たら…
なんて、有りもしない期待して。
居たってどうせ、何も出来ない…何も言えないくせに。
最近、自分がおかしい。
麗奈とずっと一緒に居る…そう決めた気持ちは、変わらないのに、
自分の中の何かが、変化していってる気がして…。
いや、変化してたんだ…
確実に。