ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*
♪苺side♪
はぐれちゃった−…。
あたしは人波の中に一人取り残されていた。
でも、携帯があるもん!由紀ちゃんに電話しよう!
人波を外れて、近くにあった木の下で由紀ちゃんに電話をかけた。
『プルルル…プルルル…プッ……おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないためかかりません。…』
こんな時に限って…。
しょうがない、捜すしかないな。
携帯を閉じて、捜す為にまた人波の中に戻る。
「由紀ちゃーん、西藤くーん、川原くーん…」
周りの人の迷惑にならないくらいの声で、3人の名前を呼びながら歩く。
始めはすぐに見つかると思っていた。
けれど、5分、10分、15分過ぎても誰も見つからない…。
はぐれちゃった−…。
あたしは人波の中に一人取り残されていた。
でも、携帯があるもん!由紀ちゃんに電話しよう!
人波を外れて、近くにあった木の下で由紀ちゃんに電話をかけた。
『プルルル…プルルル…プッ……おかけになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないためかかりません。…』
こんな時に限って…。
しょうがない、捜すしかないな。
携帯を閉じて、捜す為にまた人波の中に戻る。
「由紀ちゃーん、西藤くーん、川原くーん…」
周りの人の迷惑にならないくらいの声で、3人の名前を呼びながら歩く。
始めはすぐに見つかると思っていた。
けれど、5分、10分、15分過ぎても誰も見つからない…。