ちっちゃな彼女。*30センチ差のいちごな初恋*

決意と約束。

♪苺side♪


「えっ!?ちょっと待って?どういうこと…?」

みんなで仲良くクリスマスパーティーを終え、お風呂にも入り、さぁ寝ようかという雰囲気になったとき…事件は起こった。

事件っていうのは、大袈裟かもしれないけど…
あたしにとっては大きな事件…っていうか、言われたことが…

信じられないっ!!

「だからねぇ…由紀ちんが川原くんとでぇ、メグが大和と♪…とゆーわけでっ!」

あたしはメグちゃんの言葉に、ごくんと唾を飲み込む。

「苺ちん、西藤くんと同じ部屋でぇ♪」

「はいっ!?」

メグちゃんの言葉に、こくこく頷く由紀ちゃんと、ニコニコ笑うメグちゃん。

由紀ちゃんと川原くんが付き合ってるのは知ってるから、同室でも分かる…。でも、

「メグちゃんは結城くんと、付き合ってないでしょう!?」

ついつい声が大きくなる。
あたしは助けを求めるように、結城くんを見た。

「付き合ってるよねぇ♪」

メグちゃんは結城くんの腕に、自分の腕を絡ませる。

「ちょっ!?はなっ…」

一瞬、結城くんは抵抗しようとしたけど、

「付き合ってますっ…」

何故か顔を歪めて、撃的な告白をした。

顔を歪めた理由は…メグちゃんが思いっ切り足を踏んだからなんだけど、気付かないあたしは、
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