地味子の秘密*番外編*
先を歩く杏樹達を眺める。
「やっぱり……杏樹には滝本君しかいないよね…」
「どうした、急に…?」
「お似合いのカップルだなーって思って」
「あ―…陸は神崎さんにベタ惚れだから」
クスクスと悠が笑う。
そんな悠を見ると、私まで笑ってしまうんだ。
「今度のハプニングは何かな?」
「そうやって楽しまないの」
「はーい。ごめんなさい」
その瞬間……滝本君が杏樹を引き寄せてキスをした。
「「………バカップル」」
悠と異口同音……。
杏樹の怒る声と滝本君の笑い声がこちらまで届く。
「いつまでも、こんな風に笑い合えたらいいな」
杏樹達や私達でいつまでも……。
「……柚莉が望むなら、いつまでもいいよ?」
「え……?」
悠の方を見た瞬間――優しい温もりが降って来た。
――終わり☆――
「やっぱり……杏樹には滝本君しかいないよね…」
「どうした、急に…?」
「お似合いのカップルだなーって思って」
「あ―…陸は神崎さんにベタ惚れだから」
クスクスと悠が笑う。
そんな悠を見ると、私まで笑ってしまうんだ。
「今度のハプニングは何かな?」
「そうやって楽しまないの」
「はーい。ごめんなさい」
その瞬間……滝本君が杏樹を引き寄せてキスをした。
「「………バカップル」」
悠と異口同音……。
杏樹の怒る声と滝本君の笑い声がこちらまで届く。
「いつまでも、こんな風に笑い合えたらいいな」
杏樹達や私達でいつまでも……。
「……柚莉が望むなら、いつまでもいいよ?」
「え……?」
悠の方を見た瞬間――優しい温もりが降って来た。
――終わり☆――