cherry
拓也・・・瞬・・・

助けて・・・!

「何やってるんだ!その子達を離せ!」

まさかこの声は・・・

という、あたしの期待は亜理紗の言葉で崩れた。

「高橋先生!」

とっさに、亜理紗が叫んだ。

高橋先生は、あたし達の理科の先生だ。

若くて、カッコよくて、生徒にモテモテの先生。

高橋先生かぁ・・・

拓也と瞬だと思ったのにな・・・

そんな、マンガみたいな展開ある訳ないか。

でも、今はそんなわがままを言ってる場合じゃない。

とにかく、先生に助けてもらわないと!






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