cherry
―後半

試合は、14-8。

差は歴然だ。

やばい・・・このままじゃ負けてしまう。

なんとかしなければ・・・

でも、正直、俺は諦めかけていた。

そう思ったとき、瞬がボールを投げてきた。

俺はそれをキャッチした。

その時だった―。

“拓也!頑張って!”

咲良の声が聞こえた。

咲良は、必死に応援してくれている。

周りのみんなも。

咲良のために、仲間のために頑張ろう。

そういう気持ちが湧き出してきた。

さっきまで、諦めていた自分が馬鹿らしくなってきた。

咲良のおかげで、俺の気持ちが変わったんだ。

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