春うララ~時代劇編~
【ララー9】
せっせっせっ…
庭で腰を落とし、
何かをしてる春。
どうしたのかと思い、
ララは後ろから
声をかけた。
「何してるのよ春…?」
「ああ先輩。
家庭菜園ですよ家庭菜園
トマトでも作ろうかと
思って」
どうやら
野菜を自分で育て
そのための鉢の準備を
してるらしい。
コイツはコイツ、
よくこーゆうのが
好きなのだ。
やれ野菜だの
やれ花だの…
金のならない物なら
いらないわ。
夢も希望もない
ララの思考回路。
金しか考えてない。
「大きく育ちますように」
春は愛情を込めて
水をあげた。
そして次の週……
芽が出たものの、
全然伸びない苗。
それを見て先輩は笑う。
「あっはっは!
春に似て
チビっこいわね~!」
からかわれたその日以来
私は家庭菜園を
止めました
せっせっせっ…
庭で腰を落とし、
何かをしてる春。
どうしたのかと思い、
ララは後ろから
声をかけた。
「何してるのよ春…?」
「ああ先輩。
家庭菜園ですよ家庭菜園
トマトでも作ろうかと
思って」
どうやら
野菜を自分で育て
そのための鉢の準備を
してるらしい。
コイツはコイツ、
よくこーゆうのが
好きなのだ。
やれ野菜だの
やれ花だの…
金のならない物なら
いらないわ。
夢も希望もない
ララの思考回路。
金しか考えてない。
「大きく育ちますように」
春は愛情を込めて
水をあげた。
そして次の週……
芽が出たものの、
全然伸びない苗。
それを見て先輩は笑う。
「あっはっは!
春に似て
チビっこいわね~!」
からかわれたその日以来
私は家庭菜園を
止めました