春うララ~時代劇編~
【ララー19】
今日は先輩と共に
近くの川へ釣りに
来ています。
お互い竿を持ち、
魚が来るのを
今か今かと待っている。
「あ、先輩
竿が動いてますよ」
「ん…これで4匹目ね。
今晩のおかずが
楽しみだわ」
ここの川は
結構味のいい魚が釣れる
やはり澄んだ川には
良い魚が住み着くのだろう。
「焼くのがいいか、
それともソテーか…
どうしようか春。
ん…?
春…?」
ララの言葉に
答えない春は、
川を眺めて
何か考え事をしていた。
「どうしたのよ春?」
そう言って
ゆさゆさと揺らしてみる
ハッとして春は答えた。
「いえ……
あまりにも
川が綺麗だなって。
こんな綺麗な川が
ずっとずっと先まで
このままで
いてほしいなって。
魚が豊富なこの綺麗な
水辺の自然…
後生に
残したいものですね」
そんな春に対し、
ララは頭を
クシャっとする。
「大丈夫よ…
人間だもの。
自然と調和しなきゃ。
私達が美しい景観を
子孫に伝えていけば
きっと必ず…」
2人は太陽でキラキラと
水面を跳ねる光を見ながら、
ずっとたそがれていた…
「さあ、行こう。
私達は
明日があるんだから
この川の未来のために
頑張っていこう」
ララは立ち上がり
春に手を差し伸べた。
「うん!」
ララの手を取り
立ち上がる春。
さあ、家に帰ろう。
すると、
ララは帰り際に
持って来た餌入れの袋や
お昼の食べカスを
無意識に川へ投げ捨てた
あんだけ気持ちのいい
セリフを
言っていたのに…
ダメだ この人
今日は先輩と共に
近くの川へ釣りに
来ています。
お互い竿を持ち、
魚が来るのを
今か今かと待っている。
「あ、先輩
竿が動いてますよ」
「ん…これで4匹目ね。
今晩のおかずが
楽しみだわ」
ここの川は
結構味のいい魚が釣れる
やはり澄んだ川には
良い魚が住み着くのだろう。
「焼くのがいいか、
それともソテーか…
どうしようか春。
ん…?
春…?」
ララの言葉に
答えない春は、
川を眺めて
何か考え事をしていた。
「どうしたのよ春?」
そう言って
ゆさゆさと揺らしてみる
ハッとして春は答えた。
「いえ……
あまりにも
川が綺麗だなって。
こんな綺麗な川が
ずっとずっと先まで
このままで
いてほしいなって。
魚が豊富なこの綺麗な
水辺の自然…
後生に
残したいものですね」
そんな春に対し、
ララは頭を
クシャっとする。
「大丈夫よ…
人間だもの。
自然と調和しなきゃ。
私達が美しい景観を
子孫に伝えていけば
きっと必ず…」
2人は太陽でキラキラと
水面を跳ねる光を見ながら、
ずっとたそがれていた…
「さあ、行こう。
私達は
明日があるんだから
この川の未来のために
頑張っていこう」
ララは立ち上がり
春に手を差し伸べた。
「うん!」
ララの手を取り
立ち上がる春。
さあ、家に帰ろう。
すると、
ララは帰り際に
持って来た餌入れの袋や
お昼の食べカスを
無意識に川へ投げ捨てた
あんだけ気持ちのいい
セリフを
言っていたのに…
ダメだ この人