春うララ~時代劇編~
【ララー18】
サッサッサ…
春は家で正座をしながら
お茶をたてていた。
ララは目の前で
あぐらをかきながら
ポケッと見ている。
最近小春は
お茶を少しだけ習い
今ララにその手前を
披露しているのだ。
「はい。できました。
どうぞ、
お飲みください」
「やった!出来た?
どれどれ、これがお茶ね」
ズズッと音を出し
飲み干すララ。
上品の欠片もない。
すると…
「ウゲッ!!苦い!
何これニガ!!」
口直しに
和菓子の水飴餅を
バクバク食うララ。
それで5つ目ですよ。
「先輩…
日本の和を分かって
いませんね。
これがお茶なのですよ」
「春~
あんたこそ日本を
分かっていないわね~
今の日本は発展しなきゃ
いけないのよ?
こんな古臭い飲み物より
南蛮の甘い飲み物を
見習いなさいよ?
日本も取り入れるべきね」
売り言葉に買い言葉。
『和』と『洋』の意見は
真っ二つに別れた。
ここで
どちらの飲み物が
優れているか
町中で勝負をすることに
なりました。
私がお茶を
先輩はバナナジュースを
それぞれ10個ずつ作り
先に完売させた方が
勝ちである。
今こそ、
日本の素晴らしいさ、
和の真骨頂を
見せてあげます!
と、意気込むものの
ララのバナナジュースは
一瞬にして
小春のお茶より早く
完売してしまった。
「な、なんで…」
勝敗は簡単。
珍しいバナナジュースに
目を引くのが当たり前。
その上、
饒舌なララの客寄せに
かなうはずがなかった。
「ホホホホ。
あんたの負けね春。
罰ゲームとして、
裸で帰りなさい」
罰ゲームが
ハード過ぎます…
サッサッサ…
春は家で正座をしながら
お茶をたてていた。
ララは目の前で
あぐらをかきながら
ポケッと見ている。
最近小春は
お茶を少しだけ習い
今ララにその手前を
披露しているのだ。
「はい。できました。
どうぞ、
お飲みください」
「やった!出来た?
どれどれ、これがお茶ね」
ズズッと音を出し
飲み干すララ。
上品の欠片もない。
すると…
「ウゲッ!!苦い!
何これニガ!!」
口直しに
和菓子の水飴餅を
バクバク食うララ。
それで5つ目ですよ。
「先輩…
日本の和を分かって
いませんね。
これがお茶なのですよ」
「春~
あんたこそ日本を
分かっていないわね~
今の日本は発展しなきゃ
いけないのよ?
こんな古臭い飲み物より
南蛮の甘い飲み物を
見習いなさいよ?
日本も取り入れるべきね」
売り言葉に買い言葉。
『和』と『洋』の意見は
真っ二つに別れた。
ここで
どちらの飲み物が
優れているか
町中で勝負をすることに
なりました。
私がお茶を
先輩はバナナジュースを
それぞれ10個ずつ作り
先に完売させた方が
勝ちである。
今こそ、
日本の素晴らしいさ、
和の真骨頂を
見せてあげます!
と、意気込むものの
ララのバナナジュースは
一瞬にして
小春のお茶より早く
完売してしまった。
「な、なんで…」
勝敗は簡単。
珍しいバナナジュースに
目を引くのが当たり前。
その上、
饒舌なララの客寄せに
かなうはずがなかった。
「ホホホホ。
あんたの負けね春。
罰ゲームとして、
裸で帰りなさい」
罰ゲームが
ハード過ぎます…