涙味のキス








「...................?」


「「ゆり様」」

沈黙を破ったのは
私の名前を呼ぶ
黒猫の声だった。


「ッ、ハイ......」


喋った!!???


猫が...........喋った........。


「「私の名前はユウリ」」

「「秀汰様のパートナー」」


「え?」




「「何故秀汰様がお亡くなりになられたか」」



「「私が教えて差し上げます」」


< 143 / 183 >

この作品をシェア

pagetop