涙味のキス


『ただわかることは、ひとつです。』


「え?」


『僕はあなたを守る為に生れてきたような気がします』


「・・・どうゆうことかしら?」


私は他の事そっちのけで質問を続ける。

この部屋の温度は妙に心地よい。

また眠ってしまいそうだ・・・。


黙りこむ彼。




『本能なんだ-------------。』






「・・・・・・本能・・・?」



『あぁ。』


『本能だよ・・・・・。』


彼は意味深に空を見上げた。



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