涙味のキス

すると彼は驚きの一言を発した。



「名前が・・・わからない・・・」

「実を言ってしまうと自分が何者なのか、どうして此処にいるのか、年齢や家族のことも・・・わかりません」

「というか、知りません」


え・・・・・・


ぇえええええええええええええ!?



「どっ・・・どういう事かしら・・・?」

「あの、、、その、、、つまりは自分の事はほとんどわからないって事?!」


「そうなりますね」


彼は平然と言う


じゃあどうして・・・

あそこにいたの・・・?

どうして・・・私を助けたの??
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