Letter→君へ
すれ違ったこともないから、本当に

学校へきてたのかもわからなかった。

でも、いつも俺は沙織の事を考えていたんだ。



そして、月日は流れた。

先輩は卒業し、県外へ引っ越していった。

そのおかげで俺は何にも縛られなくなった。

同級生のツレも何にも縛られるものがなくなり

ヤンキーをやめ出す人が増えた。

もちろん俺もやめた。

沙織に会うために・・・・。


そして俺は沙織の家へと向かった。

沙織の家は、付き合ってた頃何度も

行ったから道を覚えてた。
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