君色の夢に恋をした。
「…アンタには、関係ない。」
―――…そうよ。
関係、ないんだよ。
だから、やめて。私に関わんないで。
変に、深入りしようとしないで。
「―…関係あるよ。」
翔の芯のある声が耳に届いた。
ちょっとしたことでは動かないような、喉の奥から飛び出したような、声。
「…早口は、何かを抱えこんでるよね?」
「……。」
「初めて会った時から思ってた。
なんか、悲しい絵を描く子だなぁって。なんか、辛い過去があるのかなぁって。」
「…やめて。」
「1人で、背負いこまなくてもいいんだよ?
人は助け合うものなんだから…。」
「やめてよ!!!」