君色の夢に恋をした。
もう、我慢の限界。
「アンタに私の何がわかるっていうのよ!」
まだ会ってから、数日しか経ってないのに。
無遠慮に私の気持ちに、入り込もうとして。
「何も知らないくせに、綺麗事なんて言わないでよ!」
私に、これ以上、関わらないで。
私の積み上げてきたものを、壊そうとしないで。
どんなに翔が追求したって、私は私の決心を壊さない。
私は、人と関わるのなんか、もう懲り懲りなの。
「…早口、ごめんね。俺、無遠慮すぎたね。」
「……。」
「確かに、俺は早口のこと何も知らない。」
「……。」
「だけどさ、だからこそ知りたいと思ったんだよ。」