君色の夢に恋をした。



そんな風に私が思うのは、自分自身が人を信じられない所があるからなのかもしれない。


私は昔、あることがあってから、…人と接するのがトラウマになっていた。




―…けどね、そのトラウマを克服する気はサラサラないの。


今は、1人でいる方が楽だから。


これ以上、傷つきたくないから。


私は最初から、自分に鍵をかける。

それが、一番。




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