花言葉〜チューリップ〜
プチン―‥
頭の中で、何かが切れた気がした。
「‥ざけんじゃねーよ‥。」
気が付いたら俺は、永石の胸ぐらを掴んで、頬に拳を飛ばしていた。
「なんでお前に俺の気持ちがわかんだよ!勝手に人の気持ち作ってんぢゃねぇよ!!!俺は莉緒だけが好きなんだっつーの!お前の考えなんか逆で中津の方が眼中ないわ!!!ふざけたことばっかかましてんぢゃねぇ!!俺はお前が何をしようと別れねぇ!莉緒がお前を選ぶわけがねぇんだよ!俺が好きなのは莉緒だけだし、莉緒が好きなのも俺だけなんだよ!!!」