好きの代わりに…




「なんか大人っぽい子ばっか~…っうちの幼さが半端なく見えるじゃんっ」


美羽がまた唇を尖らす。


美羽はそう言ってるけど
この大人っぽい集団に負けないぐらい美羽だって大人っぽい。



あたしなんて
真っ黒な髪をひとつにくくっているだけ。



昔っぽい子。




「あ。そうだ、席探さなきゃ」


前に貼られてる座席表を見る。




「…あ!杏奈は窓際でうちその斜め前♪」
「え?本当?」





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