上司に恋しちゃいました
それでも身体が熱くなってしまうのは、鬼の王子が好きだから。



どうしようもなく……好きだから。



いくらけなしたって、嫌いになろうとしたって拒むことなんて出来ない。



例え薬指に指輪がはめられている手で触られても、あたしは啼くことしかできないんだ。



憎たらしいくらい愛してしまった。



全ての常識や理性を破壊してしまうくらい。



あなたを好きすぎて憎いと思うあたしは……狂気でしょうか?


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