上司に恋しちゃいました
いやぁ、俺もう課長に頭上がらないっすよ~、島田君は頭を掻きながらまんざらでもなさそうな顔で笑った。
「島田君は今日あんなに課長から怒鳴られたのに怒ってないの?」
怒る!?島田君はまさか!と言って否定した。
「課長は厳しいけど言ってること正しいし、褒める時はすんげ~褒めてくれるんすよ! だから課長を嫌っている人なんていないんじゃないですかね?」
男の人からも支持されていたんだ。
あたしはてっきりうとまれていると思ってた……。
「なんせ鬼の王子ですからね~! アメとムチを使い合わせる天才!」
自分の好きな人が同性から褒められているのを聞くのは嬉しい。
自然と顔に笑みが零れる。
「島田君は今日あんなに課長から怒鳴られたのに怒ってないの?」
怒る!?島田君はまさか!と言って否定した。
「課長は厳しいけど言ってること正しいし、褒める時はすんげ~褒めてくれるんすよ! だから課長を嫌っている人なんていないんじゃないですかね?」
男の人からも支持されていたんだ。
あたしはてっきりうとまれていると思ってた……。
「なんせ鬼の王子ですからね~! アメとムチを使い合わせる天才!」
自分の好きな人が同性から褒められているのを聞くのは嬉しい。
自然と顔に笑みが零れる。