流れ星のカケラ【完】
『和葉さん、すごい経験をされているんですね。それをご主人の翔さんはご存知なんですか?』
「知ってるも何も、翔がその弟ですから。」
なんか和葉さんってすごい!
中学生から付き合い始めた翔さんと結婚したんでしょ?
私も聖とせめて両思いになれたらいいのになぁ。
『2人とも、本当にすごいですよね。アリウッド女優に日本のトップ俳優。そんな2人が羨ましいです。最後に、何かテレビの前のみなさんにお伝えすることはありますか?』
『『人は、1日でも変わる。良い方向にも悪い方向にも変わる。』』
和葉さんの言葉に合わせて私は口を開いた。
でも、今まで言ったことのない言葉が和葉さんの口から出た。
「もし、好きな人がいるのなら、今の関係を壊したくないからって怖がって逃げるのはよくないと思います。
逃げるから自分に素直になれない。
逃げるから幸せまでも逃してしまうと思うんです。
逃げずに思い切って自分の気持ちを言ってみてください!
未来のことでくよくよしないで前向きに考えてみてください。
そうすれば悪い方向に転がったって、
心はスカッとするし、
もし何かあっても、
後悔はしないはずだから。
前に向かって進んでみてください!
そうすればいつかきっと…
幸せになれる日が来るから。
外に出たら上を向いて、広くどこまでも続く空を見て。
きっと自分の心に道ができるから。
素直に、前に進んでください。
もし、進まないのなら、絶対に後悔してしまうと思うから…。」