流れ星のカケラ【完】

そして、本当に私は聖にこの日告白しなくてよかったって今でも思うよ。

もし、告白してたらきっと付き合うどころか友だちとしてもいられなくなっているかもしれないから。

だから、聖が悲しみを乗り越えて私のことを想っていてくれていることを告白された時、

本当に嬉しかった。

それと同時に、聖の過去も知って、

坂木さんが聖を知っている理由、流れ星の本当の意味がわかったの。

それなのに…聖、あなたはその1週間後に星となった。

ねぇどうして?

なんで私を置いていったの?

誰よりも聖を愛しているのに、

なんで置いてしまったの?

いつもそればかりが心にある。

ただ、悲しみと一緒にあるだけ。

聖が、生きているときに見ていたように、

私は今、何かを…聖を見たいというただ純粋な気持ちで、

空を見上げているの。

特に夜。

聖は星が好きだから。

あの中に聖はいるのじゃないかって探してしまう。

聖、もう一度逢いたいよ。

お願いだから、

その両腕で私を抱きしめてよ…。
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