流れ星のカケラ【完】

私たちが並んだのは、

''ウェットマウンテン''

ファストパスを取りに行ったジェットコースターよりは怖くないんだけど、

落ちた後に水に濡れる暑い日にとっては最高のアトラクション。

山がの形をしていて、その中に水が流れていて、

その水の力で動いている。

まぁ、落ちる時はレールを使ってるけどね。

並ぶには、もう一つのちっちゃい山から入っていくのかな?

「優貴、ポンチョ買うか?」

「ううん。濡れたいから買わないもん♪」

ポンチョなんて着たら濡れることが出来ないじゃん。

そんなの嫌だもん。

「そっか。じゃあさっさとアッチに並ぶぞ。」

「そうだね。」

ポンチョを買う人は、

並びながら買わなくちゃいけないらしいから、

ポンチョ買わない人とは列が違う。

『今、お並びの皆様は約2時間待ちです。』

「2、2時間も…。」

確かに、山の外側の坂道にもたくさん並んでいる。

「きっと、他のもこんなんだろうし待ってようぜ。」

「うん♪」

さて…

聖とはこの2時間、何を話せばいいのやら…。
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