流れ星のカケラ【完】
生徒会室に戻ると(生徒会氏の中に更衣室があるんだけどね)、聖と悟と3年と2年の生徒会の人たちがいた。
あれ?そういえば、生徒会には真帆先輩ともう1人女子の先輩がいるはずなのに…。
生徒会は、2年と3年の各上位4名からなる。
だから、3年の真帆先輩ともう1人の先輩しか今は生徒会にいないってこと。
他はみんな男の先輩。
「悟っ!超カッコイイ!!!」
美奈はすぐさま悟の所に行ってホメてた。
私も、美奈の後を追いかけて悟と聖の所に向かう。
「美奈も似合ってるじゃん。でも、こんな格好を他のヤツに見せたくない///」
「なっ////」
思考停止中の美奈。
よっぽど嬉しいんだね。
「これ、着とけよ。」
悟は美奈に上着を着せた。
女子は、ワンピであれば大体Okらしい。
男子はなぜかタキシード。
悟は黒のタキシードで、聖は白いタキシードだった。
似合いすぎでしょ///
こういう時に限って、目が合うっていうのは嫌だ。
「優貴、似合ってんじゃん。」
さりげなく、いつもの聖じゃあんまし言わないような言葉を聖が言った。
「っ//////」
きっと、顔が真っ赤なんだろうな。
「ひ、聖も似合ってる///」
もう、穴があったら入りたいかも。