流れ星のカケラ【完】
私も美奈に続いて向かう。
「悟…おはよ。」
「おはよ、美奈。」
きゃー!
カップル見てると私まで照れちゃう///
「優貴、何ニヤニヤしてんだよ。」
「別にニヤニヤなんかしてないやいっ!」
私ってば本当に素直じゃないよね。
ほら、ここは春に謝ったみたいに素直になれー!
「聖…。」
「何だよ。」
なんなの!?
マジで今の態度ムカつく!
でも、我慢我慢。
「おはよう。」
「…ん、あぁ。」
聖、そこまでビックリしなくてもいいじゃん。
「悟、あのね、明日2人で回ろっ?」
「あぁ…ってハッ!?なんで?聖と釘宮は?しかも釘宮の誕生日だから行くんだろ?」
「まぁ、そうなんだけどね…」
「私が2人で回りなよっ!って言ったの。だから2人で楽しんで?あっ、誕生日は祝ってもらいたいけどね。」
「釘宮が言うなら…。」
「優貴、絶対に祝うからね?ココナツランド行き終わったら私の家で祝お?」
「うん♪」
「…おいっ!」