流れ星のカケラ【完】

「私たちが学年のトップに立ってるからってね、同い年だしみんなと普通なんだから敬語はやめてもらいたいよね。」

「…………私たちが学年トップの方にいるから敬語とかしてきてたの?」

それ、おかしいでしょ?

みんなと同い年だし、ただ学年トップの方にいるのかいないのかだけじゃんっ!

「優貴、''方''じゃなくて私と悟と優貴と高瀬くんが学年トップなの。」

「だからってさ!!敬語はなくない??」

「優貴ってさ、知らないの??」

「ほぇ??」

何が知らないのかわからない。

「琴、知らないって何が???」

『『えぇーーー!SP知らないの!?』』

…エスピー?

あの、なんかお嬢様とかを守るボディーガードマン的なヤツ??

ベチンッ

いきなり美奈にデコピンされた。

「み、美奈!?」

「優貴、あんた今ボディーガードマンを想像したでしょ??」

「な、なんで分かるの!?」

美奈、なんかすごいっ!
< 93 / 319 >

この作品をシェア

pagetop