流れ星のカケラ【完】
1枚の紙を引く。
どうかお願いしますっ!
願いながら私は紙を開いた。
そこに書いてあるのは''7''。
私は急いで先生の後ろにある教卓に向かう。
7番、7番…あった!
「マジで!?やったぁぁぁ!!」
私は嬉しすぎてつい声を出してしまった。
みんなが私の方に視線を集める。
「すみません…。」
私が謝るとみんなはまたおしゃべりに入る。
しょうがないじゃん。
だってだって…
また聖の隣になれたんだもんっ!
これってすごいことだよね?
偶然?必然?どっちでもいいや!
それに、聖が今まで座ってた席に私が座れる♪
とにかく最高だよ。
私はルンルンと軽い足取りで自分の席に戻る。
「どうだったんだよ??」
「今聖が座ってるところになったよー。」