*ビターチョコレート*

思いがけない小野崎の行動に少しドキッとしてしまった自分が情けない





不意に触れられたもんだから思うように反応できず固まったままの私






小野崎はなんだか寂しそうな顔をして笑った







「耳赤くなってる。授業抜け出して例の先輩とエロことしてたの?」







いじわるな顔だけど寂しそう






私は小野崎の手をはらい、目を背ける





「し、してないよ…!!」





そんな言葉に小野崎は笑う




「図星じゃん!!」




「普通さ!!好きじゃない子に自分からキスってするかな??」





ななな、なに聞いてんの私!!
自分でもバカな質問をしたと思った






小野崎は机に肘をつき私の顔をまじまじと見る






「しないんじゃん??普通わな!!でも普通じゃない男が多いんだぜ??」






やっぱり聞くんじゃなかった。
やなやつ!









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