舞い誇る華



この混沌としている世の中で
何が正しいのか、悪いのか

何を信じればいいのか

区別をつけるのが難しくなっていて


だからなのか、迷走している者が数多いる



老齢の奴等は、これ迄の歴史を護ろうと必死になる者や刻の流れに身を任せようと対立する者に別れ、

また、若人達は自身が支持する者に付いている


何れにせよ、私からしてみれば
大した差などありはしない


双方共
過去に囚われ、我こそはと己のする事に揺るぎない自信を持つ者達に過ぎないのだ


かくいう私もその内の一人に過ぎなくて

〝あの刻〟から止まることなく進み続けていた


 〝この世の為″と思い込んで―――‐

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