二藍蝶
待てよ

まさか、知ってる女?

昔、抱いた女?

俺は、彼女から視線を
逸らせない。

このまま
ずっと、見つめていたい。

お前を、知りたい。

「おっ、あの子達
 いいじゃん、うまそう」

弦は、肌を露出した
二人連れの女の子に
声をかけに行く。

「ねえ、俺達と
 一緒に遊ばない?」

「どうしようかなぁ
 どうする?」

女の子達二人は、弦と浬の顔を
見て、顔を見合わせて微笑み
OKする。

「いいよ」

「本当、いいの?」
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