二藍蝶
藍・・・

貴女の初恋は
辛い恋かもしれない。

だけど、どうか苦しまないで

それは、恋であって
愛ではない。

そして、貴女もいつか
愛を知る。

ママが、愛を知ったように・・

私は、愛を知る・・・

「ほらっ、今度は
 カイリ、貴方の番よ
 スミレに連絡しなさい」

「俺はいいよ」

「駄目よ、話し終えたら
 代わってくれる
 妊娠した事
 伝えたいから?」

「分かったよ」

困った表情を見せる、浬。

呼び出し音に、貴方は
深い、ため息をつく。

「俺、カイリ・・・
 ユキさんが電話しろって」
< 287 / 918 >

この作品をシェア

pagetop