二藍蝶
母の言葉に
困った表情を浮かべる、藍。

「アイ、お前の好きに
 すればいい」

芳野の言葉に、驚いたのは
母だけじゃない、私も・・・

「ヨシノ?」

「ヨシノ、貴方
 何を言うの?」

「ヒイロ
 アイを縛るのは、よせ

 アイが自分で決めて
 出した答えだ

 それを、受け入れてやるのが
 親だろう、違うか?」

「ヨシノ・・・」

芳野は、私を見つめて
問いかけた。

「アイ
 一人暮らしは大変だぞ
 本当に大丈夫なのか?」

「うん、大丈夫
 一人暮らしをする事は
 私の夢だったの

 その為なら、私
 どんな仕事だって
 一生懸命、頑張るよ

 だから、ママ
 お願い、許して・・・」
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