二藍蝶
その言葉のすぐ後・・・
ドアが開いた。

「親父・・・」

周りの空気が、重苦しくなる

凌の言葉は、もしかしたら
浬の耳に届いていた?

「ルイ、何を騒いでる?」

「いえっ、何も・・・」

「みんな
 遅くなってすまなかった」

そう言って、浬は上着を脱ぎ
自分の居るべき場所に座った

皆、浬にさっきの話が聞こえて
いなかった事に、ほっとした

「今日、ここに集まって
 もらったのは、神前組との
 こと・・・結論から言う

 本日、神前組組長
 カンザキと俺は兄弟の
 契りを交わす」

「カイリ?」

驚く、弦は塁と顔を
見合わせる。
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