二藍蝶
「さっきから、どうした?
 何か大切な用でも
 思い出したのか?
 
 仕事・・・」

不安な浬の表情・・・

浬が私の為にしてくれた事
なのに、私は喜べないでいた

鎖が代わっても

何も変わらない・・・

貴方がプレゼントしてくれた
物に、代わりはない。

「ううん、何も無いよ
 
 カイリ、お腹空かない?
 何か食べて帰ろうよ」

「ああ、そうしよう」

晩御飯を食べた後、私達は
車に乗って、家へと向かう。

その帰り道・・・

私は見慣れた光景を前に
浬に話しかける。

「カイリ、あそこ
 私が、いつも寄ってた
 コンビニ」
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