鶏冠頭の不良

変に緊張しながら席に着いた

案の定、授業が始まってて、うちと紀葉は遅刻と見なされた

ちくしょー!!

「急にいなくなるから心配しちゃった
どうかしたの??」

先生の目を盗んで柊さんが聞いてきた

「ううん、大丈夫
気にしんでいいで」

急にいなくなったんはアンタの妙な話を聞くため、やなんて言えるわけがない!!

口が裂けても言えんわ…

「そうなの??
心配してたの」

「なんか、ごめんやで」

「ううん、全然いいよ」

そう言って話は終わった

ふぃー…やっとたぜ…

手汗半端なくかいてしもうたわ…

変に緊張するー!!

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