鶏冠頭の不良

「なぁ、響??」

「何や」

「明日からうち待ってくれんでもええで」

あんまり柊さんと鶏冠頭を接触させたくない…

柊さんとうちでは、うちが勝ちめがない…

「はっ??何で??」

んなん、アンタが離れていくのが怖い、なんて可愛いげのないうちが言うなんて無理…

「だ、だって悪いし…」

「そんなん気にすんなや」

「でも…うちはいやや!!」

ローファーを手に持っている鶏冠頭に向かって大声を張り上げてしまった

「お前…どないしたん…??
さっきから挙動不審やぞ」

「ご、ごめん…」

鶏冠頭は悪くないんに…

< 251 / 449 >

この作品をシェア

pagetop