鶏冠頭の不良

「そんな!!
無理です!!
もらえません!!」

こっ、こんだけの量買ったらなんぼする思てんのさ!!

「いいから、ねっ??」

ギュッと手に持たされて断る術もなく

「すみません…
ありがとうございます…」

と渋々頂いた…

黎さんの押しに負けた…

「――…あ、もうそろそろ帰った方がいいんじゃないかな??」

今の時刻は五時前

確かに電車の時間を考えると、そろそろここを発たないと帰る時間が遅くなる

もうちょっと一緒にいたかったなー…

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