鶏冠頭の不良

「――…大地、お前、ええ加減にしろよ」

後ろからドスの効いた声がして振り返ると制服のズボンに手を突っ込んだ鶏冠頭がいた

はっ!?

何でいんの!?

「お前の目的は俺やろうが」

ポケットに手を突っ込んだまま歩いてうちの隣に立った

「何の事??」

ん??
よくわからん…

「お前、一年前の俺がした事を引きずっとるんやろ??」

「はっ??
ちょっ!!意味わからんって!!
ちゃんと説明して!!」

主人公うち!!

主人公が話の内容に着いていけへんのは一大事やで!!
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