甘い秘密指令〜愛と陰謀に翻弄された純情OL〜
「寝坊しちゃって、ごめんなさい。今朝は私が朝ごはん作るつもりだったのに、また征一さんにやらせちゃったね?」

「次回に期待するよ」

『次回』、それはなんて嬉しい言葉だろう。
二人の未来が約束されたかのような、そんな安心感を私にくれる言葉。

「あまり眠れなかったのか?」

喜びに浸るのもつかの間、その一言にカチンと来た。

「誰のせいだと思ってるの?」
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