霊務3
【あとがきーその2】



「ま、まだまた続きますっ
里子のあとがきコーナー」









(まだ緊張してる…

しかも母親と同じく
里子と『オジサン』の
あとがきコーナーなのに、
私の存在を飛ばした…

あ、天然なんだこの子)

「まあ…そうだね…
それにしても
君は凄いねえ。

あの07のボスを
やっつけちゃうなんて」










「そ、そんな事
ないですよ。

みんなが力を
貸してくれたから、
あそこまで
やってこれたんです。

本当にありがとう」









「メッチャええ子やん…

礼子君とは違い、
お嫁さん候補NO1の
キャラだね」










「お嫁さんだなんて…
確かに私の将来の夢でした。

誰かと2人で、
ずっと幸せになる。

結局は叶いません
でしたけど」










「大丈夫さ!
霊になって
結婚するとこも
あるんだよ」










「え?そうなんですか?

婚約手続きナシで、
勝手に結婚するって
事です?」









「いや、
勝手に市役所行って、
名簿に名前書いちゃうから
世間的にも認められるよ」









「それ…
事件になってましたよ。

役所の打ち込みミス発覚
懲罰減給って…」








「え…?マジ…?
まあいいじゃないか!」











「駄目ですよ。
人間界に迷惑かけちゃ…
いいですか?
そもそも結婚と言うのは
法律上…」












「そ、そうだね…」

(絡みづれぇ!!!!)
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