霊務3
【里子とオッサン-3】







「さーて、
そんな事より礼子君。
言わせてもらうかな。

君!霊務2で
最後の日記の時
あんな事いいやがって!

霊務3があるなんて
聞いてなかったよ!

私だけ
知らされてなかったから
準備大変だったんだぞ?」











「なーにー?
嘘は言ってないわよ。

本当に霊務は終わり、
ただ私が出ない霊務が
終わりって事よ」











「屁理屈みたいな
とんちを言いやがって…

全く君ってヤツは…」











「ん~~そう?」











「こっち向け。
キットカット食ってるな」











「何よケチ。

別にいいじゃない」











「オイ、それ私じゃなく
近所の犬だ。

あっベンって
その小屋に付いてる
名前見て、
思い付いただけか!」
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