涙の数だけ幸せになれる

何もかもが…

昨日の准はなんだか変だった。
ちょっと怒ってる見たいだったし…
あたし何かしたのかな…

あたしはなんか不安のまま学校へ行った。

学校について教室にむかった。
そしてあたしは教室のドアをあけた。
「おはよー」
海恋はもういた。
「海恋おはよう」
あたしは微笑んだ。
「よ。聖羅」
誠也ももういた。
「誠也おはよ」
あたしは誠也と海恋とスッゴく仲が良い。
誠也は優しくて元気があって…
まぁ悠司の方が上だけど。
「桜庭、聖羅今日暇?」
誠也がいきなり聞いてきた。
「暇だよー」
あたしも海恋も答えた。
「四人であそばね?」
「四人?」
海恋が首を傾げる。
「准ー」
そういって准を呼んだ。
なんだ准かって…
え、えええ?
准!?
まだ気まずいまんまなんですけどー!?!?
「何?」
「今日あそばね、四人で」
「別にイーゼ」
「んじゃ放課後」
そういって話は終わり普通に授業が始まった。
しかしなーんにも頭に入らなくて、誠也と話していた。

そして放課後。
あたしへの奪い合いがスタートするのだ……
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