涙の数だけ幸せになれる
生きることをあきらめるな

死とゆう辛い現実

悠司さんが死んでもう一年がすぎた。
あたしはもう受験生。
海恋は悠司さんを忘れたかのように元気だった。
あたしも出来る限り元気にした。

そして今日。
あたしは悠司さんのお墓参りにいった。
悠司さんのお墓にちょっとしゃべりかけた。
返事はなかった。

あたしはその場で泣きたかったが、人が来たため逃げた。

そして人がいない場所でないた。

もう悠司さんはいないんだ。
話し掛けてもほほえんも
何も返してはくれないんだ。

これが現実なんだ。

あたし、悠司さんとの記憶は全然覚えていない。
でも、悠司さんを好きって気持ちはなんとなくわかった。
好きなのに…
最後に大好きって言えばよかったな…

……そうだ。
あたしが死ねば悠司さんとあえる!
あたしはその時空っぽだった。
死ねばあえる。
そんな単純に考えていた。
< 83 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop